はりまや橋です。
高知市内でももっとも交通量の多い、はりまや橋交差点にあります。 はりまや橋は、歌の歌詞にも出て、全国的にも有名なようですが。。。日本三大がっかり名所とも言われています。平成17年4月下旬の好天時に撮影しました。高知市には路面電車が走っていますが、唯一の線路が交わるところがはりまや橋交差点です。付近は交通量も多いのですが、歩道もゆったりと広くとってあります。 観光記念写真にも最適ですが、午前中だと太陽もあたり赤い橋がいっそう印象的です。
はりまや橋、橋と呼ぶからには川が流れていて当然ですが、 本来は高知城の堀川にかかる橋でした。近年では周辺も整備され綺麗になっていますが、 その堀川は商店街裏になりますので、少し殺風景です。
江戸期はりまや橋の由来
藩政時代、堀で隔てられていた豪商播磨屋と富商柩屋(ひつや)がお互いの往来の為に架けた私橋が後に「はりまや橋」と呼ばれるようになりました。
橋は時代とともに幾度か架けかえられ、昭和33年には南国博覧会のため、朱色の欄干が登場します。
翌年、歌謡曲「南国土佐を後にして」がヒットしたことで、同名の映画が創られ、スクリーンに映し出された朱色の欄干が「はりまや橋」として、
全国に知られるようになりました。
ここに架かる木づくりの橋は、平成5年、全国から寄せられた680件の「はりまや橋」に対する整備イメージを基に、江戸期のはりまや橋として再現したものです。